2006年02月24日

Prefuse 73 - Security Screenings

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 もー出ました。prefuse 73のアルバムが。年末にpiano overlordがでたばっかりなのにね〜。前作がヒップホップシーン、ポストロックシーンのいろんなゲストが多数参加した大作だったんだけども、その反動か今回はFOUR TETとTV ON THE RADIOのヴォーカリストのTUNDEの二人だけと少なめ。そして内省的な感じで、ポストロックっぽい雰囲気が強い。今ポストロックとかクラブよりのジャズとかでも生演奏主体の音が面白いからその流れもあるのかも。ハイファイでピコピコなデジタルっぽさや、ネタをチョップしまくりという感じじゃなくなってきてて、ネタのカットする間隔が長く生音やローファイなネタとかの質感をいかした感じになっている。だから輪郭がぼけたというかふんわかしたサウンドになっているんだろうね。とっちらかりっぷりもあるけど、やっぱりかっこいい。すごいね。
生演奏を交えたライブからのフェードバックもあったのでしょうなぁ。去年フジロックでライブみたんだけど、最後とかツインドラムがインプロでぼこぼこやっててポストロック状態だったので、もしかして作品に強く反映されるのではと思ったんだよね。あのライブよかったなぁー。
これという1発がないのが残念だけど、このようなラフな感じのアルバムもいい。今回は長さもちょうどよく繰り返し聞ける度高い。わりと今まではがっつんがっつんで後半疲れたんだよね。このprefuse73名義は次で終わってしまうらしいぞ。でも天才だから別名義でもやばい音かましてくれるでしょう。ちなみにアルバムタイトルは、アメリカの航空で頻繁に荷物チェックされたからみたいです。
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2005年05月15日

Yesterdays New Quintet - Angles Without Edges

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アングラ愛好者だけではなくジャジーなダンスミュージックを好むリスナーまでとりこにしたマッドリブの大出世作!自らすべてのパートを演奏した妄想バンド。ジャズへの熱い想いが爆発しまくり。どれがサンプリングなのか演奏なのかよくわからんけど、ムーディーなジャズになってんだよな〜。ふとスタンダードなジャズを聴いてる感じがするときもあれば、とってもヒップホップを感じるときもある。つんのめり感やローファイ感がなんとも癖になるんだわ。まぁそれ以前に曲がよいんだよねぇ。それにつきます。そういえばこのアルバムを聞くまでアメリカのヒップホップ畑からここまでジャズに接近しようとしたインスト作品をあまり聞いたことがなかったなぁ。ジャジーな音が好きな人はもちろんのこと、まったりする音を探してる人にお勧めしたい。

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2005年05月11日

DEV LARGE THE EYEINHITAE - KUROFUNE9000

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 去年あたりから動きが活発になってきているdev largeがすんごいインストアルバムを発表しちゃった。dev largeのセンス、そしてd.o.i.さんのエディット技術、エンジニアリングだからこそなしえたであろう黒くてドープな音世界。ネタのよさをいかにだし、つなげていくか。ある意味djmixに近いコラージュセンス重視の作品。dev largeが自らトラックをプログラムとかする人じゃないからだろうけどmadlib,daedelus,rjd2など海外の凄腕トラックメイカーに比べれば、独特なビートの組み方やプログラミングの妙のようなものはないけども、ネタの掘り起しっぷりと選球眼は彼らと肩を並べてもおかしくはないのでは!?と思わさせられた。dev largeのイメージを具現化しているd.o.i.さんも尊敬せずにいられない。サンプリングをばしばしフィルターカットしていて、ローファイなんだけどクリアーな感じという独特な音になっている。こーゆーのって今まで無かったような気がするなぁ。1曲目にへヴィーな4つ打ちを投入してきたのも驚いたけど、音が非常にクリアーなのにも驚いた。近年サンプリングのよさを再確認させられる音がでてきてるけど、日本からもそうゆう音がでてきてくれてうれしいかぎり。次はラップアルバムらしいからそれも楽しみ。去年のk-dubのディスソングとかやヴぁかったべ〜

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2005年05月08日

Prefuse 73 - Surrounded by Silence


 03年には2nd、04年には別名義のSavath&Savalasのアルバムとすばらしいアルバムを毎年リリースしちゃっているスコットヘレンなんだけども、今年はprefuse73の3rdをリリース。Gohst face、EL-Pを筆頭にASEP ROCK、MASTA KILLA、GZA(ウータンから3人も!!!)といった大物MCやbooksといったインディーバンドがどしどし参加したコラボアルバムになっている。ますますかっこよくなったビートといろんなゲストとのからみが楽しめるんだけど、今までの魅力のひとつだったグッとくるメロディーやコード進行みたいなもんが少なくなっててちょいと悲しい。多忙すぎてちとその魅力を見落としてしまったのだろうか。クオリティーの高さはほんとすごいもんがあるんだけどなー。すぐ聞いておおっ!ってのはなかったけど、何回か聞いていくうちによくなってくる曲があって、歌ものとかとくに良かった。MC参加曲もかっこよいけど、歌をかっこよく切り倒す感じはさすが。14曲目なんかめちゃめちゃメロウでちょっとサヴァス+サヴァラスで見せた側面を垣間見せてくれた。最後に収録されている曲にクレジットされているpiano overlordってのはスコットヘレンの新プロジェクトらしいぞ。チョコインからだすんだってー。うきょー。
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2005年05月07日

Daedelus - Exquisite Corpse


 Prefuse73のレーベルEastern Developmentsからリリースしていたり、Prefuse73の2ndに参加していたことでも有名な凄腕トラックメイカーdaedelusの新作。ここ数年で当たり前になったエレクトロニカ的な音色単位または数フレーム単位でサンプリングネタをカットしまくる手法ではなく、フレーズことサンプリングするというごくあたりまえな手法をもちいているにもかかわらずでてくる音はとんでもなくオリジナリティーたっぷり。ものすごいやつだぜっ!サントラ、ボサノバ、おフレンチポップのような音を中心にサンプリングしてるけども、ただのおしゃれ系ラウンジになるわけもなく変態的ヒップホップチューンになっている。ノスタルジックなメロディーなんだけどビートは高速だったり、日本の戦隊ものの声ネタが飛び込んできたと思いきやすぐさまおフレンチなネタが流れてきたりとほんと面白い。変化球だけでなく、メロウなピアノと歌といったシネマティッックできれいな曲もあり、バラエティー豊富でもある(かなり個人的なんだけどこのアルバム聞いてたらカウボーイビバップを思い起こしちゃったよ。なんかはまりそーだなと。)。さらにゲストが豪華。MF DOOM、Prefuse73、TTC、CYNE、Mike laddなどアングラ界のビッグネームや注目株が集合。MF Doomの高速ラップは圧巻。TTCも彼ららしいラップで応戦していて面白い。madlib、kanye west、9th wonderなど最近サンプリング主体のすばらしいトラックメイカーが増えてきてるけど、彼もまたその一人だと思う。ヒップホップの基礎でもあるネタを掘るってことにかなーり忠実だからこそできる音なんだろうなぁ。やっぱり日々精進(ネタ堀)だなー。prefuse73だけじゃなくdaedelusもチヤホヤしてほしーっ。別名義のweather、Adventure Timeもチェックせねばっ!
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2005年03月22日

GB - soundtrack for sunrise


シングル「simply so」でスペーセックのヴォーカル、スティーブスペーセックを起用、そしてリミックスでsa-raを起用していて注目された若手ホープGBの1st。マソウさんのecrn award 2004 の総合順位で10位だったもんでものすごく気になってたのだ(そーいえばremixでmitsu the beats氏がベストにあげてたなぁー)。クロスオーバー系やウエストロンドンシーンの音が好きな俺にはタマラン一品であった。全体的に浮遊感のあるネタとローファイなビート。サンプラーを中心に作られたラフな音ではあるけど、生音あり歌ありラップありと客演の豊富さでバラエティーを出しているしアルバムとしてうまくまとまっていると思う。日本語ラップもあるよ(これにはびっくり!)。二十歳そこそこでこのセンスはすごいなぁ。ウエストロンドンシーンの音とトライブコールドクエストの間をいくといったらいいのか、ヒップホッパーが作ったクロスオーバー系といった感じがした。最近クロスオーバー系のリリースが少ない気がするので彼のような音がでてくるのはうれしかったり。今後もっとプロダクションが洗練されていくだろうから次とかすんげーアルバムつくりそう。リミックス殺到してるだろうなぁ。リリース元であるsoundincolorも気になるぞーい。webかっけー。
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2004年03月19日

Prefuse 73 - One Word Extinguisher

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 エレクトロニカとヒップホップの間を行く音があふれだしているさなか強烈な個性をだしまくっちょるアーティストの代表格がスコット・ヘレンのプレヒューズ73である。本作はそのポジションを決定付ける超強烈盤となっているぞ。声ネタの強烈チョップ、はちゃめちゃに飛び交う電子音の連発。だけどビートは超ヒップホップビートオンパレード。

ゲストも面白い。ダブリー、ダイヴァース、ミスターリフ、トミーゲレロ。1、2、3曲の流れがすげーカッコよすぎ。とくにネタの猛烈チョップによりバトルDJのかっこよさを再現してる2曲目からダイヴァースのラップがのるデジタル感たっぷりのヒップホップチューンの3曲目への流れが非常に印象にのこった。ダブリー参加(というかリミックスした)曲を初めに名曲多し。改めてにきいたとき非常にトミーゲレロの哀愁のある曲は印象に残った。控えめなのがいい感じでギターを引き出してるなぁ(ゲストが参加したり、トラックを提供したりするときはちょっと控えめになる気がする)。

20曲以上はいっているというボリュームのせいか後半つらくなってしまうけど、様々な名義でリリースしているスコット・ヘレンのヒップホップ名義ということで、あえてひたすらヒップホップビートを奏でまくってんだなとも思う。ある意味エレクトロニカとヒップホップの間を行く音に一区切りつける作品だと思う。ここまでやられたら逆に今後はシンプルなものがでてくるんじゃないのかとも思わされる。
前作よりもビート、とくにスネアの重ねぐあいやハットのスウィング感、高音域なシンセのハイファイさが、どっかメジャーヒップホップにも近い雰囲気をかもちだす瞬間があったりする。ヒップホップは表裏一体なんだって感じさせられる作品でもあるかな。

こうゆうふうなアーティストの方がヒップホップはなんぞやという問いをつねに考えているがゆえこんなぶっとんだ作品がでてきちゃったと思ったりもする。
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2004年03月10日

Rjd2 - Dead Ringer

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 元company flowのel-pが主宰するレーベルDef Juxからリリースされた新世代ブレイクビーツヒーローの1st。ついにDJ shadow以降でバリバリサンプリング満開でヤベー音がキタか!という感じである。def juxということもありドロドロなのかなぁとおもっていたのだが蓋をあけたらそうでもなかった。サンプリング主体で作られた楽曲はノスタルジックでありながら非常に映画な雰囲気。一曲目なんかスパイ映画を彷彿させられるよ。出入りするネタの面白さがありつつも哀愁のある展開がグッとくる。なんかロックを感じずにはいられない。shadowもそうだったがヒップホップでロックをやろうという感じなのかもしれない。
彼もまたロックへのあこがれをサンプラーに叩きこんだことにより化け物サウンドを生み出すことに成功したアーティストの一人かも。これからうまれるであろうブレイクビーツ/サンプリングミュージック新世代を示唆するまさにネクストレベルの音。これもまたヒップホップの可能性であると痛感!
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posted by タカチェンCo. at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 【HIPHOP(INST)】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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